当社は創業当時から、基幹系業務システムの開発を中心に提案、開発、導入、運用フォローを行っております。
業務システムの導入ですが、国内はもとより、国外のお客様へも導入しています。私は、タイ王国に操業拠点のあるお客様のシステム導入を担当し、現在も運用フォロー、システム改善に従事しております。
国外のお客様だと、言葉が通じないので意思疎通をいかにとっていくかが重要で、一番難しい事ではないかと思っています。
日本語しか分からない私は、片言の英語を交えながら会話していましたが、感じている事、伝えたい事がうまく伝わらず、最初は苦労しました。
そこで打ち合わせ等をする時は、目的、目標を明確にし、お互いの考えている方向性をとにかく合わせる事に注力し、とにかく“会話”をするようにしました。
多人数で1つの事をやり遂げるために、方向性を合わせるのは当然の事なのですが、国内ならまだしも、国外で言葉の通じない状況下では、特に重要なことだと感じました。
その結果、システム立ち上げの際も、大きな問題もなく稼働開始を向かえることができました。
私は、常々仕事をするうえで、何より大切なのは “会話” をする事だと思っています。
システム開発する上で、当然技術力は大事で必要です。ただその技術力も “会話” をしていく事で身につくこともあります。逆に “会話” で身についていく事のほうが多いと、経験上感じています。
色々な方々と直接 “会話” をするのが苦手な方もおられると思いますが、 “会話なくして成長なし”と言えるぐらい “会話” は大事な事だと思います。それもSNS上とかではなく、直接、顔と顔を合わせて行う事が大事だと。
当社も2016年に創業30周年を迎える事ができました。しかしまだまだ成長途中で、多くの課題があります。今後も、多方面の様々な方々と直接 “会話” することで知識、技術力を習得し、1つづつ課題をクリアーして、私自身の成長と当社の成長に繋げていきたいと思っています。