鉄鋼関係のエンドユーザ様の基幹システム更新案件に携わっています。現在は要件定義が完了し、設計に入る前の段階です。
今回は、その要件定義についてお話したいと思います。
要件定義では業務やシステムに関する問題を顕在化し、それに対する解決、対策の方向性まで整理していきます。
今の基幹システムを凡そ10年の間大きなシステム改修もなく利用されていましたがやはり業務の内容、流れは改善され、変わっていっておりシステムに合わせた業務になってしまっているところも散見されていました。
※システムは本来、業務を効率化させるためのツールであるべきでツールに合わせるべく業務を変えるものではない、という考えです。
ですので、まず業務内容をヒアリングし理解した上で問題点を抽出し要件を整理していく、ということを進めてまいりました。
解決策、対応策をご提示するにあたっては社内で情報を共有し主観的にならず客観的な視点ももつよう努めました。
1人でできることにはやはり限界があってプロジェクトメンバー間、組織内での協力があってより良い成果を出せると実感しています。
エンドユーザ様と直接やりとりし、業務改善、効率化をシステム構築によりお手伝いする。
それにより顧客満足度を高め信頼を得て今後の更なるお付き合いに発展させる。
システム構築にあたってはプロジェクトメンバー間で連携を密にとることで品質の高い価値のあるシステムを構築する。
これから設計の段階で、まだまだ先の長い案件ですが上記を念頭において業務にあたっています。
全ては人との繋がりでやりがいをもって業務にあたれる職場です。